そんなオリックス、現在の社員数は32,411人です。 現在の株価は? 現在の株価は1,498円前後です。 取引単位は100株なので、15万円程度でオリックスの株を所有することが可能です。 15万円前後なら比較的買いやすいですね。 ところでオリックスは株価暴落を乗り越え、2019年3月期には. オリックスの株価はなぜ安いのか? オリックスは優良な大企業なのに、なぜ株価が安いのでしょうか? いろいろな理由が考えられる中で特に大きいのが、「株価は業績の先行指標である」ことです。 株価 1138円 per 4.8倍 pbr 0.48倍. 【口座開設+最小取引1回で必ず4000円もらえるサイト限定タイアップ詳細はこちら】, プロ野球観戦や保険関係でご存じの方も多いかと思いますが、株式会社として一流とも言える存在です。, しかし、そんなオリックスには下落率95%となった株価大暴落の時期があり、未だに元の水準に戻ってはいません。, オリックスは優秀な企業で長期投資向きの銘柄だとは思いますが、過去の歴史を知った上で投資すると良いでしょう。, 業種は「その他金融業」で、普段の生活では保険・レンタカー・リースなどで関わることが多いでしょう。, そんなオリックスはもともとリース事業をメインに立ち上げた会社でしたが、成長とともに隣接する金融事業に進出して多角化した歴史があります。, ちなみに日本に「リース」という新しい金融事業を持ってきたのはオリックスだとご存じでしょうか?, それまで日本にはリース事業というものはなかったのですが、1964年に米国からそのノウハウを持ってきて設立された会社がオリックスです。, これがきっかけで「リース会社の設立ラッシュ」も巻き起こり、オリックスが金融業のパイオニアとして世に知られたきっかけだったろうと思います。, 海外進出に関しては1971年の香港進出を皮切りに世界37カ国に拠点があって、気になる海外売上高比率は31%と利益内訳でトップです。, これらの点は投資家が最もリスクだと感じている部分で、世界景気の後退局面では株価暴落が生じやすい側面があるでしょう。, 最近の売上高は2兆円規模で、経常利益は3000億円~4000憶円をコンスタントに稼いでいます。, 最も目立っているのは売上高営業利益率の高さで、これはその他金融業に所属している34銘柄の中でも上位に位置する水準です。, 売上高の10%以上が営業利益となる状況が定着しているからこそ、純利益もしっかりと残るのでしょう。, ただし、有利子負債の半分以上となる利益剰余金を持っているのですぐに倒産することはないでしょう。, また、その他金融業のリースという事業形態を考えれば長期的に入ってくるお金もありそうですよね。, 金融事業のリスクを考えると財務面は100%安心というわけでもないですが、前述の業績や収益面を加味すれば過敏に怖がる必要はないと思います。, 今後もリーマンショックのような金融恐慌が起こるかはわからず、その時にオリックスの数字面がどうなっていくか予想がつかないのでそれだけは意識しておきたいですね。, オリックスは経営基盤がしっかりしていて数字もしっかりと稼いでいる企業ですが、割安性指標を見るとここ何年も割安な水準で停滞しています。, 割安性が維持されている原因は暴落から株価が戻らないことが影響しているので、株価暴落理由で一緒に後述します。, 現状の配当利回りは株価暴落の影響が残っていることも相まって5.1%とかなり高いです。, こんな感じで配当性向は減ったものの2009年~2012年までちゃんと増配を続けていました。, 配当方針から考えると今後の業績次第で減配もあり得そうですが、リーマンショック時代の実績が頼もしいことからも高配当株として人気があります。, このようにオリックスは株主還元策が充実しているため、配当と優待をもらいながら株価暴落の影響が消えるのを待つ長期ホルダーも多いでしょう。, そんなオリックスですが、冒頭で述べたように過去20年における株価推移ではすさまじい暴落劇がありました。, この株価暴落理由は「サブプライムローン問題~リーマンショックの流れで金融恐慌が起きたため」と言えます。, この時期はあらゆる大型株が暴落しましたが、オリックスは特にその影響が大きかった銘柄のひとつです。, ただし、前述の通りオリックスの業績がリーマンショック後に倒産寸前レベルになったわけではありません。, 個人的にはこの株価暴落局面の裏側にこそオリックスの強みが隠されていると考えたので、その背景をご紹介していきます。, 2000年代における歴史を紐解いてみると、オリックスが株価暴落の裏でどのように経営基盤を変遷させたのかがわかりますよ。, 2000年代はオリックスにとって革新の時代で、そのひとつに「両面展開」がありました。, といった正反対ともとれる両面事業を展開することで幅広い顧客を獲得し、収益基盤が強化されたのです。, こういった展開策が功を奏して2004年~2007年は4期連続で過去最高益を記録することとなりました。, ちなみに2007年の純利益1965億円に対して2019年の純利益は3237億円です。, リーマンショックを乗り越えてからも企業として着実に成長していることがわかり、金融恐慌で株価が暴落する前にこういった経営基盤を築いていたことは非常に大きなポイントではないでしょうか。, 2007年3月期まで4期連続で最高益更新を達成したあと、オリックスに最大の危機が訪れました。, サブプライムローン問題からリーマンショックの流れで金融恐慌が発生し、国内外の大手金融機関が軒並み赤字に転落したのです。, ただ、今のオリックスらしさが出る背景となったのは「金融+付加価値」を意識したサービスの方です。, 例えば、意外に知られていませんがオリックスは環境エネルギー事業の一環としてメガソーラー事業を展開しています。, 最近では2018年に新潟県内で最大規模となる四ツ郷屋発電所の竣工式を行っていて、これは, を付加価値として提供していて、環境問題への取り組みや地域住民に対するサービスが兼ねられた事業となっています。, こういった取り組みは2010年以降に加速していて、単なるその他金融業で終わらない強さがオリックスに備わっていると言えるでしょう。, オリックスの株価は確かに暴落しましたが、その時代を乗り越えた強い企業として成長している側面もあります。, を達成するほどの経営基盤を持っているのにも関わらず、なぜ株価が安いままなのでしょうか。, また、一般的に事業の多角化が進みすぎた企業は成功しづらいとも言われていて、その根拠のひとつが「コングロマリット・ディスカウント」です。, コングロマリット・ディスカウントとは「多くの複合事業を持つ企業(コングロマリット)の価値が、全ての事業をトータルした時に100%より低くなる」という考え方を言います。, オリックスのように事業を多角化することは「利益の分散効果で業績変動を抑える効果」がありますが、その一方でデメリットもあるわけですね。, コングロマリット・ディスカウントでは実状の6~7%程度の低評価を受けると言われているので、オリックスの株価もこういった背景で割安状態が続いていると考えられます。, 個人的には多角化でも連続黒字で安定している点を評価したいのですが、市場評価としては低いようですね。, が伸びてきている状況ですが最初はリース業がメインでしたし、少し前は不動産よりも事業投資の割合が高かったはずです。, こういった事業セグメントの割合がどんどん変化していくことも投資家を不安にさせているのかもしれません。, 利益割合が変化していくことを機動的と捉えるのかデメリットと捉えるのかは意見が分かれそうですね。, オリックスはその他金融業に属している企業ですが、同セクターの中大型株には「株価暴落前の水準に戻せていない銘柄」もちらほらいます。, 暴落前の株価水準に戻せた銘柄の共通点は「親会社がいること」と考えられ、投資家の買い材料となっている可能性もあるでしょう。, オリックスをどこかが買収してくることは中々難しいので状況は変わらないでしょうが、個人的には株価を暴落前に戻せない理由のひとつと考えています。, もしコングロマリット・ディスカウントが主な原因だとすれば、そうそう株価の割安状態は変わらないと思います。, どちらもすぐに生じそうな状況ではないですが、事業の多角化が焦点になっているのであれば考えるべき点でしょう。, 2014年頃から形成されているボックス帯を抜けたタイミングがブレイク買いとして有力です。, ボックス高値を抜ければ次のステージに進んだと考えやすく、併せて市場評価が変わるような出来事があればなお良いでしょうね。, くれぐれも値動きとその根拠となっている材料を照らし合わせて考えるようにしたいところです。, ただし、優待や配当目的で保有したいのであれば現状の割安な株価水準こそ適正タイミングではあります。, その場合は先ほど示したボックス帯の安値を狙うのが有力で、なるべく安い株価を買うことがポイントでしょう。, いかがでしたか?今回はオリックスの会社概要と株価暴落理由について述べ、株価が戻せない理由にも言及しました。, リーマンショック後の危機を救ったのは事業の多角化によって業績が向上したおかげですが、それが逆に株価の戻しを邪魔しているのかもしれません。, 分野を絞って多角化することで成功した例だと個人的には思いますが、市場評価が低いうちは割安なまま停滞しそうです。, 優待や配当狙いであれば現状の水準は悪くないと思いますが、キャピタルゲインを狙って買う場合は材料と高値ブレイクに注目していきましょう。, 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。, 大卒で医療業界に就職するも資産運用の大切さに気づき勉強を開始。兼業投資家として投資を続け、20代を終える頃には新築一戸建てと高級外車SUVをさらりと手に入れるまでに資産が成長。自分がどうやって資産運用をしてきたかを世に発信していきたいと考えブログを立ち上げる。, 【YouTube始めました!】タップするとチャンネルへ飛べます ⇒ ⇒【初心者向け動画へGO】, メンテナンスリース(自動車リース、レンタカー、カーシェアリング、電子計測機器、IT関連機器のレンタルおよびリース):10%. たしかに指標的には割安です。 しかし、PERやPBRだけを見て割安と判断するのは危険です。 今後、金融引き締め等の動きがあればここからでも株価は下がるでしょう。 ちなみに、オリックスは金融政策に敏感に反応します。 オリックス株は金融絡みの事件が起きると恐ろしい下げ方をします。 業績が良いから・指標的に割安だからという理由で安心するのはキケンです。 何かが起きたら一目散に逃げる準備をしておきましょう。 先程の10年チャートを見れば分かる通り、株価が大きく動いたのは「アベノミクス」のときです。, そして、ここ5年は(機関投資家の)持ち合い状態が続いている模様です。出典:Yahoo!ファイナンス, **浮動株が少ないので売買高が増加すると株価が大きく動く可能性があります。政府の金融政策には特に注意が必要です。, *過去には他分野に手を広げすぎて倒産した企業もありましたが、オリックスは安定した事業展開を行っているようです。(業績を見れば分かります), https://heishicho.net/%e3%80%90%e6%a0%aa%e5%bc%8f%e6%8a%95%e8%b3%87%e3%80%91%e7%9b%b8%e5%a0%b4%e5%b8%ab%e6%9c%97%e3%81%ae%e3%80%8c%e3%81%86%e3%81%ad%e3%82%8a%e5%8f%96%e3%82%8a%e3%80%8d%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/, 現状、大口投資家の持ち合いによる平衡状態にありますが金融イベントには注意が必要です。, 30代のおっさん投資家(自画像↑) めちゃめちゃ下がってますね。オリックスといえば ・割安株 ・流動性の低い(株価が上下しにくい) として知られていましたが、ここまで下がるのは予想外でしたね。。 事業内容. オリックス<8591>が、常に割安な株価に放置され続けているのはなぜでしょう。はたして投資する価値があるのか、事業内容を分析しながら割安のヒミツを探ります。 オリックスは業務を多角化しています。 残酷な株式市場で生き残るための方法を調査しています。, オリックス(8591)の株価分析|業績抜群なのに安い理由とは?買い時と投資戦略も解説します。. オリックス(8591)の株価から買い時、タイミイングを考察していきます。結論としては「今」は様子見。投資系の銘柄となりますので、景気が底を打った後は強気に買いと判断。1株あたりの配当利回り5.96%、配当金75円。 オリックスの株価は確かに暴落しましたが、その時代を乗り越えた強い企業として成長している側面もあります。 オリックスの株価はなぜ安いままなのか. なぜオリックスの株価は割安なの? オリックスの株価をみていると、なぜ、こんなに割安で放置されているのか、疑問を感じます。 でも、そう言いながら、僕自身は1単元しか保有していません。 理由を考えていると、ある出来事に、たどりつきました。
10期連続増益; 5期連続最高益 参照:https://www.orix.co.jp/grp/company/ir/, 法人金融サービス:4%メンテナンスリース:12%不動産:22%事業投資:25%リテール:18%海外部門:20%, オリックスのプロ野球球団経営(オリックス・バファローズ)は本社業務でセグメントに含まれていません。, 投資系の銘柄となりますので、景気が底を打った後~好景気には強気に買い時と判断できます。, ただし、リーマンショック以前の2006年頃のピーク、3,600円代の株価からすると半値程度です。, 2015年:3,440 億円2016年:3,913 億円2017年:4,249 億円2018年:4,355 億円2019年:3,957 億円2020年:-, 「ふるさと優待」は、オリックスグループの全国のお取引先が取り扱う商品をカタログギフトにし、ギフトから商品を1点選ぶ株主優待制度です。 100株以上を3年以上継続保有でワンランク上のカタログギフトが届けられます。, 「株主カードによる優待」は、株主カードのご提示により、オリックスグループがご提供する各種サービスを割引価格で利用可能です。, 2020年7月追記:現状ではリース事業は厳しい状況が続くよ予想。しばらくは投資回収で調整するのではないでしょうか。, 株についての記事を投稿しています。株の買い時・売り時、タイミイングを分析。お役に立てるような情報を発信しています。, ワークマン(7564)の株価から買い時・売り時を考察していきます。 株価急落でも買いと言える...(続きを読む), 東芝(6502)の株価から買い時、タイミイングを考察していきます。 総合電機大手。不正会計に...(続きを読む), 武田薬品工業(4502)の株価から買い時・売り時を考察していきます。 比較的高配当の銘柄です...(続きを読む), JT(2914)の株価から買い時・売り時を考察していきます。 現在株価が下がり続けている状態...(続きを読む), コメダホールディングス(3543)の株価から買い時、タイミイングを考察していきます。結論としては「今」が買いの銘柄です。株価はボックス圏内にいるものの、比較的安定。, 小松製作所(コマツ)(6301)の株価から買い時・売り時、を考察していきます。 結論は、タイ...(続きを読む), 株取引でオススメNo.1はネオモバ!1株から取引、Tポイントでも投資可能。高配当株の積立が人気!.