それを見て「あ、もしかしたら神様って本当にいるのかもしれない」と、思った人もいるんじゃないでしょうか。 東日本大震災ーアバウトな語り方の危険性. 東日本大震災の白いひらひら動画をご存知でしょうか。2011年3月11日に発生した津波の映像の中に映りこんだ物体のことです。この白いひらひらの正体については幽霊説など様々な仮説が存在します。今回はこの白いひらひらについて徹底調査しました。それではご覧ください。 このブログが、読んでいただける皆様のささやかな楽しみになれば、幸いです。, 温泉巡りが大好き。訪れた素敵な宿や名所観光の紹介のブログです。時には趣味や気ままな独り言も。, ブログを更新しました!: アスレチック気分でプチ沢登りが楽しめる【棒ノ折山】 埼玉観光 #登山 https://t.co/99CmTVeRco, ブログを更新しました!: お手軽に高山へ!金峰山五丈岩の圧倒的存在感 山梨観光 #源泉掛け流し #登山 https://t.co/sOzgbwtPms, ブログを更新しました!: 山々の稜線の美しさに感動!登山者を虜にする谷川岳 群馬 #源泉掛け流し #登山 https://t.co/AajMrwVWCO. 東日本大震災から8年が経とうとしています。 その中で興味深い話をネットで見たのです。 なんと東日本大震災の津波に遭わなかった. 識子さんを見てよろよろと立ち上がろうとして立てなかった御稲荷さんのくだりなど、読んでいて「神様ありがとう(´;ω;`)ウッ…」と感謝せずにはいられません。, また、なぜ神様が地震や津波といった天災から必ずしも人を守りきれないかということについても書いてありました。気になる方は、ぜひ読んでみてください。 【中学生・高校生に読んで欲しい本】川上弘美さんのデビュー作『神様』と東日本大震災後に書き直した小説『神様2011』。震災後の福島を舞台に描いたその作品で、著者が伝えたかったことはなにか。 書けるといいな(ノ´∀`*), 11/1に発売された桜井識子さん著の「死んだらどうなるの?」を読んだので、その感想などを書いていきたいと思います。 識子さんの本は神社仏閣関係の本が多[…], 今回は本の話と雑談です。少し前に桜井識子さんの新刊「開運に結びつく神様のおふだ─ 神社別おふだのごりやく」が発売されて、早速購入して読みました!目次を[…], 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。, 東京在住。数年、名古屋に住んでいたこともあります。 他には、毎日がより楽しくなる方法などにも興味があります。, ブログはそういった事をメインに、雑談なども交えて書いていけたらと思っています。 なんとなく神様っているんだろうな~くらいにしか思ってなかったのですが、これを読むと、どうやらもっとはっきりと、本当に神様っているんだなと思いました。 ©Copyright2020 Laborify.All Rights Reserved. ていたというのです。 うち一つは、 八幡神社の御祭神である、 しかし今までそこそこの数を読んでいながらも、片っ端から捨ててしまっていたので、捨てる前にレビュー書いておけばよかったと、後悔しきりです。(´ω`) 識子さんは神様や仏様などの高級神霊とお話しできる人です。 ToraTora[トラトラ] © 2020. 神社仏閣に行くのが大好き!という方はもちろん、神様が本当にいるわけないじゃん、と思う方でも、一つのファンタジーとして楽しめるんじゃないかと思います。, 最近桜井識子さんの本をよく読んでいて、神社仏閣めぐり欲にさらに拍車がかかるmariです、こんにちは! 東日本大震災の津波の被害で、他一面流されて何もなくなっているところに、神社だけがぽつんと残っていた映像を見た方も多いんじゃないかと思います。 それを見て「あ、もしかしたら神様って本当にいるのかもしれない」と、思った人もいるんじゃないでしょうか。 この白いひらひら動画は、2011年(平成23年)に発生した東日本大震災の時に撮影された津波の映像の中に、白いひらひらが映っていて、それも尋常ではない速さで移動する様子が捉えられていたものを指します。, その東日本大震災における白いひらひら動画は、その後、ネット上で拡散され、YouTubeを中心とする動画配信サイトに数多く投稿されました。, また、この東日本大震災当時の白いひらひらの正体を巡って当時から現在に至るまで様々な仮説が立てられています。その中には幽霊説や、神様説など様々な仮説が存在します。, 今回はこの東日本大震災における白いひらひら動画いついて解説し、その正体について様々挙げられている仮説をご紹介していきます。, 本編に映る前に、簡単にではありますが、そして、東日本大震災についてご存知の方も多いでしょうが、少しだけご説明しておきます。, 東日本大震災とは、2011年(平成23年)3月11日に発生した、マグニチュード9.0の未曾有の規模の大地震です。東日本大震災の震源域は非常に広大で、宮城県を始めとする東北地方全域から茨城県を中心とする関東地方にまで及んでおり、日本周辺で発生した地震としては、観測史上最大の地震でした。, そして東日本大震災では、多くの被害を出し、東日本大震災における被害者は死者・行方不明者・負傷者を合計すると24,591人となっています。この東日本大震災が大きな被害をもたらした大きな原因の一つとして言われているのが、今回の記事にも関連している津波による被害でした。, また、東日本大震災は人的被害もさることながら、それだけではなく東京電力が所有する福島第一原発による原発事故も、東日本大震災当時、非常に問題となりました。それは、電力供給の不足だけではなく、原子力発電所という施設と切っても切り離すことができない放射能に対する問題です。, 政府を中心とし、この東日本大震災による原発事故に対し問題改善に取り組みますが、当時の世論における強い不安と不満を拭い去ることは難しかったようです。, それでは、ここからは、東日本大震災による津波発生時における白いひらひら動画についてその概要を解説していきます。, 時刻は14時46分でした。マグニチュード9.0という東日本大震災の人智をはるかに超える力は東北・関東地方を中心に甚大な被害をもたらしました。, そこから、各地で津波が発生します。東日本大震災における津波警報発令から、3mの津波が発生するまでに、岩手県大船渡市では26分、宮城県石巻市鮎川で30分、岩手県宮古と釜石で32分、福島県相馬では59分、青森県八戸では2時間3分という時間しかありませんでした。, また、その後、3mを越え7~8mを越える大津波になるまでは、各地たったの2~5分しかなく、これでは、東日本大震災による津波から避難のしようがありませんでした。, 実際、この東日本大震災における津波警報の発令により、避難所へ避難したにも拘らず、避難所ごと大津波に飲まれて亡くなった方もいます。, このように東日本大震災による津波は人智を遥かに超えており、最大で10mを越えるものもあったと言われています。そして、東日本大震災における被害者の90%以上がこの津波によって命を落とす結果となってしまいました。, この東日本大震災による津波が起こした濁流が家や、施設、車など様々なものを飲み込み、流していく様子がマスコミ等により、広くTVなどで報道されます。, そして、その東日本大震災における津波の映像の中に、白いひらひらが映ったのです。動画の映像を見る限りこの白いひらひらは人工物(車やヘリなど)のスピードを遥かに超えていて、また、ある瞬間にふっと消えてしまうのです。, この奇妙な白いひらひらが映った動画は東日本大震災後、動画共有サイトなどを通じてネット上に投稿され、現在までにその正体について様々な仮説が立てられています。, ここからは、東日本大震災による津波発生時の白いひらひらについて噂されているその正体についての仮説をいくつかご紹介していきます。, 白いひらひらの正体として、最初に挙げられていたのが、ヘリコプターなどの人工物であるという説です。, 報道機関や、救助用などのヘリコプターが東日本大震災による津波の映像に映りこんだのではないか?という仮説がまず立てられました。, しかし、この説は動画の視聴者を中心に真っ先に否定されます。まず、なぜ、東日本大震災による津波の被害が報道されている映像より遥かに低い位置にヘリコプターが飛んでいるのかという反論があり、加えて、映る津波の速度や物体の流れていく速度から計算してもどう考えても、ヘリコプターなど人工物ではないという意見があり、否定されました。, この説を後押しするものとして、動画内において、考えられない程高速でこの白いひらひらが動いていること、さらに、この動画が東日本大震災で多数の死者を出した津波の映像だったことなどがあります。, また、ある瞬間ふっと消えるというのも幽霊説の信ぴょう性に拍車をかけているようです。古代より、日本には死者は幽霊になるという死者=幽霊のような一種の図式が構築されることも大きい要因です。, 何にせよ、幽霊説は東日本大震災における白いひらひら動画の視聴者を中心に多くの人間により、現在においても後押しされる傾向にありますが、幽霊説に異議を唱えるものとしては、やはり幽霊というものがどうしてもオカルト要素を含むこと、それに加え、「なんであんな大量に死者が出ているのに白いひらひら(幽霊)は1つなんだ?」という指摘があります。, 3つ目に挙げたいのが神様説です。東日本大震災における白いひらひら動画の中で、幽霊説と双璧を成して支持を得ているのがこの神様説です。, この説の後押しの原因となっているのは、幽霊説と重なっている部分もありますが、人智を越えた速度で白いひらひらが動画内で移動していること、そしてある瞬間にふっと消えてしまうことなどが大きな要因です。, また、この神様説の神様にはいろいろなものが挙げられていて、漠然と神様の場合もありますが、キツネや仏などとするものがあります。, そして、神様が現れた理由として「東日本大震災を食い止めに来た」もしくは「東日本大震災による津波を止めにやってきた」というヒーロー説や、逆に「東日本大震災を通じて人間に天罰を与えている」などの天罰説など多岐に渡り、善として、また悪として語られるなどその理由は様々あります。, いずれにせよ、動画内に現れた白いひらひらが神様だったなら個人的には東日本大震災を食い止めて欲しかったという思いがあります。, 他に挙げられている白いひらひらの正体の仮説としては、ガスなどの爆発による白煙説があります。こちらは、幽霊説・神様説とは違い、どちらかと言うと、ヘリなどの人工物説に近いです。, 要は、東日本大震災の地震の衝撃により、プロパンガスなどの設備が爆発した。そしてそれにより、白煙が発生してそれが動画に映りこんだというものになります。, なかなか、的を得ているように思われるかもしれませんが、反論としては、こういったものがあります。「プロパンガスの爆発では白煙は出ない」「白煙が風に流される速度としては速すぎる」というものです。, 確かに、白煙が風に流される速度としては速すぎますし、空気中に滞留している時間も長いです。しかも、スッと消えたりするのも変だという指摘もあるようです。, ヘリなどの人工物説よりは、ある一定の支持を得ているようですが、それでも幽霊説・神様説に比べるとこちらの説はやや弱い傾向にあります。, 地震発生兵器HAARPとは、アメリカが独自に開発した軍用兵器のことです。この軍用兵器HAARPについては東日本大震災以前より、多くの人によってオカルトとして、また都市伝説として語られています。, HAARPの仕組みとしては、活断層上で核爆発を起こし、人工的に地震を発生させるというものですが、実はこのHAARPが東日本大震災でも使用されていたというのです。, HAARPを使用すると地震を発生させた際に大量のプラズマが発生し、それが空中に放出されるそうなのですが、そのプラズマこそが白いひらひらの正体なのではないかというものです。, では、なぜアメリカはHAARPで東日本大震災を発生させたのでしょうか。その理由は多岐に渡っており、ただの軍用実験説、政治的陰謀説、秘密組織制裁説など様々です。しかし、その真意については謎のベールに包まれています。, いずれにせよ、この白いひらひらはHAARPによるプラズマであるという説があります。この反論としては、「そもそもHAARPなど存在しない」「プラズマはそんな風に映像に映らない」というものがあります。, しかし、このHAARP説も幽霊説・神様説には一歩劣るものの、一定の支持を集めているのは確かです。, 皆さん、東日本大震災における白いひらひらについての今回の記事はいかがだったでしょうか。では、簡単にですが、以下にまとめます。, ●東日本大震災は2011年(平成23年)3月11日に発生した未曾有の大地震であった。, ●東日本大震災により、大きな津波が各地で発生し、死者の90%以上が津波によって命を落としてしまった。, ●津波の発生時の映像に白いひらひらが映っていた。その物体は非常に高速で移動し、ある瞬間にふっと消えてしまう。, ●ネットを中心にこの東日本大震災における白いひらひらの正体について議論が起こった。, ●その正体とする仮説には、ヘリなどの人工物説、ガスなどによる白煙説など、人工物によるものとする説と、幽霊説、神様説など人智を越えたものとする説、その他に地震発生兵器HAARP説などが存在する。, 東日本大震災における白いひらひらの正体としては、幽霊説、神様説などの人智を越えたものとする説が非常に支持されており、濃厚です。, 人工物によるものとする説も非常に捨てがたい部分もありますが、人が目に見えるものだけで証明することができない事象もこの世にはたくさん存在しています。, やはり、死者などが多い場所にはそういった幽霊や神様などの人智を越えたものが昔から多く目撃されています。もしも、この世の全てが目に見えることで証明できるとし、そういった人智を越えた存在を否定するのであれば、先人たちを含め、現在までに発見された数多の事象は全て嘘なのでしょうか。, そんなことはありません。中には創作物に近いような内容のものもあるでしょうが、本当にあったこともかなり数多くあります。, 全てを科学や理論で証明することは必ずしも正しいことではありません。不思議なこと、奇妙なことをそのまま素直に捉えることが人間の幅を作り出すことになります。, もう一つ、この東日本大震災において多くの人が被害に遭われ、亡くなられました。これは紛れもない事実です。そして現在も故郷に帰ることができない人や、避難所で生活する人が大勢居られると聞きます。, 私たちはこの東日本大震災という未曽有の天災から多くのことを学ばねばなりません。地震などの天災に対する防災意識、人を助ける気持ち、悲しみにより寄り添う気持ちなどそれは多岐に渡ります。, 日本は天災が非常に多い国です。そして不謹慎ながらもまたいつ東日本大震災レベルの大地震が起きてもおかしくはありません。, その時に、東日本大震災から一人一人が学んだことを生かせるようになっていてほしいと強く願います。最後に東日本大震災でお亡くなりになられた方々に心よりご冥福をお祈りいたします。. この話も、「おおっ」となる展開が用意されています。 MRI/CTを読影したAIが人命を救う!? その鹿島神宮で、東日本大震災発生の前後に不思議な出来事が起きた。震災1週間前の3月4日のことだった。 震災1週間前の3月4日のことだった。 東日本大震災の避難所がまだ残っていたということを知りませんでした。 双葉町の住民が避難している埼玉県加須市の避難所がそれ。 今日縁あって、伺ってきました。 間もなく2年が経とうとしている現在、ここが唯一最後に残った避難所です。 東日本大震災「以降」という言葉をよく使うようになった。言葉にしなくても、「震災以前は…」「あれ以降は…」と分けて考えることが多い。現在わたしは、震災以前と同じような環境で暮らしている。まったく同じような環境だが、わたし自身は、まったく別の生き物だと思う。私だけでない。多くの人がそうだろう。東日本大震災が私たちに大きな変化を与えたのは事実だ。直接の被災した人もそうでない人も、だれもが嘆き、戸惑い、いまも多分、迷いの中にいる。作家たちもまた、自分たちを襲ったこの衝撃をどう受け止めていいのか迷ったに違いない。彼らは迷いを言葉と物語でつづる。そうして震災以降、多くの小説が生まれた。その中から、おすすめをいくつか紹介します。※この ページは随時更新しています。, 引きこもりの中学生とフリーライターの男が、復興に向かう被災地を取材し歩くノンフィクションノベル。中学校国語教科書でもおすすめしている1冊。被災地で頑張っている企業やプロジェクトのルポにもなっています。, 2011年3月11日、これまでに経験したことのない大きな地震が東北を襲った。岩手県庁内にすぐに設置された災害対策本部。十分な燃料もない、確な情報もない。そんな中、ひとりでも多く苦しんでいる人を助けたい、と必死に救助する人たち。現地の混乱、行政の対応。震災からの激動の9日間をつづったノンフィクションノベル。これが、ただの小説だったらどんなにいいだろうと思った。, 突然に日常を奪われた人たちの声を届け続けているラジオがあるという。「海沿いの小さな町を見下ろす杉の木のてっぺんから、「想像」という電波を使ってお送りしている番組想ー像ーラジオー。パーソナリティはDJアーク。」三島由紀夫賞をはじめ、芥川賞候補にもあがったベストセラー作品。じんわりとしみてくる。, 東日本大震災で戸惑っているのは、被災者だけではない。直接被害を受けていない自分たちに何ができるのか、何を求められているのか迷ったり、当たり前の生活を送れることに後ろめたさを感じてしまったり。ついそんなことを考えちゃう人に読んでほしい短編集。そんなことは必要ないという人もいるけれど、そんな風に一緒に迷ってくれる人の存在を、あたたかいと私は思う。, 【高校生からおすすめ】禁断の海に潜り、だれかの帰りを待つ人々の元へ思い出の品を探し届ける。止まった時間の中で漂う海に眠る町へ潜り続ける舟作もまた、何かを探していた。東日本大震災から4年、天童荒太が描いた福島。なにかを諦め、いまを受け入れていく。そんな簡単にはいかない、それでも自分の生き方と向かい会おうとする人々の再生の物語。, 東日本大震災を受けて新たに小説を書いた作家さんは多いけれど、これまでの作品を書き直しした作家さんは、彼女だけじゃないかしら。川上弘美さんは、自身のデビュー作『神様』から『神様2011』を書き上げた。震災以前と震災以降について私たちは考えるべきことがあるということ、そして憤りと悲しみが文学を通して語られている。, 東北・岩手を舞台に、釣り好きだった同僚だった男との思い出をなぞりながらすすむ回顧物語。男は、震災後行方不明となっていた。, これは、東日本大震災のあった年に中学三年生だった人たちの物語。阪神大震災と地下鉄サリン事件のあった年に生まれた彼ら。未来には希望がつまってると語る大人たちの声を半信半疑に、それでも明日は間違いなくやってくると疑わなかった。ふだんはあまり本を読まない人にもおすすめしたい児童書。, 東京で共同生活を送っていた3人の女子。それなりに充実した毎日をなんとなく送っていたところに起こった東日本大震災。なにも変わらないはずだった生活に変化が現れる。森絵都さんは、福島での動物保護を取材したノンフィクション『おいで、一緒に行こう (文春文庫)』出版。, 高橋邦典さんは、宮城県出身のフリージャーナリスト。東日本大震災を取材先の北アフリカで知った高橋さんは、急いで故郷・宮城へ戻りました。震災直後の方たちの「いま」をカメラにおさめ、その声を取材した写真集です。さらに一年後を取材した『「あの日」、そしてこれから』も合わせて手に取ってみてください。, 復元納棺師とは、遺体を生前のように復元して納棺する職業です。津波で犠牲になった人のご遺体は、損傷が激しく遺族にとってその姿との対面はとてもつらいものでした。岩手県の復元納棺師・笹原留似子さんは、ボランティアでたくさんのご遺体の復元をします。残された家族の思いに寄り添う笹原さんのあたたかさ、亡くなった方と家族との別れの場面には涙が止まりません。, 復元納棺師・笹原留似子さんの児童向けノンフィクションです。先ほど紹介した『おもかげ復元師の震災絵日記』と合わせて読みましたが、どちらも心を強く揺さぶられます。, 復元納棺師という仕事をこの本ではじめて知った。これだけの仕事をボランティアで行うのは、誰にでもできることではないと思う。, 数日ぶりに電気が復旧し、最初に目にした報道番組で、「何千という遺体が発見されたという」情報に、「報道が間違っている」と思いました。テレビで実際の映像を見ても尚、その状況を疑うようなそれほどに信じられない規模の災害でした。一方で、報道されることのない現実もたくさんあります。突然奪われる命に残された人々はどう向き合ったのか、ノンフィクションライター石井光太さんが現地で見たルポタージュです。, 震災から復興へと時間がすすむにつれて、被災地では不思議な物語がささやかれるようになりました。突然に日常を奪われた人たち魂が語りかける思いがあるような気がします。亡くなった人たちとどう向き合ってこれから新しい町を作っていくのか、震災について考えることは「死」とどう向き合うかなのではないかという気がしています。, ぶっくす雨だれの店主。 好きなこと:本を読むこと、食べること。 苦手なこと:そうじ 学校図書館あちこち。ブックカフェを開くのが夢です。, みなさんの感想をお待ちしています(*‘∀‘) 名前のあとに(学年など)お願いします。, 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。, ゆう 好きなこと:本を読むこと、食べること。 苦手なこと:そうじ 学校図書館あちこち。 ブックカフェを開くのが夢です。, コメコ 20歳。農業専攻の大学生です。 写真やイラストが多い本、くらしの本が好き。, 2011年3月11日におこった東日本大震災。フリーライター田村彰とひきこもり中学一年生のコンビがあの日以降の被災地の「いま」を取材して歩くドキュメントノベル。, 2011年3月11日、大きな地震が東北を襲った。だれも経験したことのない恐怖と不安の中、助けを待つ人のもとへと懸命に走った人たちがいる。岩手県災害対策本部、震災発生直後からの怒涛の9日間を実際のできごとをもとにつづったノンフィクション小説。, 中学生・高校生におすすめ。東日本震災により突然日常を奪われた人たちの声を届ける~いとうせいこうさんの『想像ラジオ』この電波があなたにも届きますように。, 2011年3月11日、これまでに経験したことのない大きな地震が日本を襲った。たくさんの人がつらい思いをしていた。それをテレビの中でしか知らない自分、「大変そうだな」と思うしかできない自分は「これでいいのかな」と思う。そんな人は重松清さんの『また次の春へ』を読んでみて欲しい。, 震災から4年半。復興が進む中、当時のまま痕跡の残る町。海の底には、いまも波にさらわれたままの町が眠る。男は、だれも潜ることのできない危険なエリアに潜り、遺留品を拾い集める秘密の仕事を請け負っていた…。福島への鎮魂をつづる。, 【中学生・高校生に読んで欲しい本】川上弘美さんのデビュー作『神様』と東日本大震災後に書き直した小説『神様2011』。震災後の福島を舞台に描いたその作品で、著者が伝えたかったことはなにか。, 沼田真佑『影裏』~突然にだれかがいなくなることは記憶が断ち切れるようなものかもしれない, 震災で失われたものを懐かしみ、時にふりかえり、そして進んでゆく。沼田真佑デビュー作、第157回芥川賞受賞作。, 単行本: 190ページ出版社: 偕成社発売日: 2014/3/4おすすめ:小学校高学年から中学生震災をテ...【続きを読む】, 【中学生から】森絵都さんのシュールな短編/プリン三部作がおすすめ/震災をテーマにした「あの日以降」収録, 宮城出身ジャーナリスト・高橋邦典が取材した被災地の「あの日」、「そしてこれから。」, 高橋邦典さんは、宮城県出身のフリージャーナリスト。北アフリカのリビアで故郷を襲った地震のニュースを耳にすると、すぐに宮城へと戻った。高橋さんがカメラにおさめた「あの日」。, 東日本大震災の後、被災地には多くの不思議な話がうまれた。古くからの伝承を添えて、そうした話を集めて紹介した1冊。. あくまでフィクションですが、死んだ後に今までの人生を総点検するという点は、よく言われていることですよね。 2011年3月11日に発生した東日本大震災は、宮城県牡鹿半島付近を震源地に、規模はマグニチュード9.0という、日本周辺で起こった地震としては、発生時点において観測史上最大の地震でした。 神様などいたら素敵だと思うので、そういった不思議な話も大好きです。 識子さんみたいに神様とお話しできたら、とても楽しいんだろうなぁ。(´∀`), 東日本大震災の津波ライン上に神社が多くあり、被災を免れたという話を、この本を読んで初めて知りました。 —医療×AI = Medical Imaging—. 伽藍もお墓もみんな流されてしまったお寺なので、早坂さんが住職のもう一つのお寺、徳本寺さんの本堂でのお勤めでした。, 震災後初めての法話の機会でしたので、タオルの成り立ちなどについてお話させていただきました。, 震災の年の4月3日に「まけないタオル」を思いつき、ブログに書くと、すぐに反応してくれたのがやなせななさんでした。, 「親戚のタオル業者を紹介しましょうか?」という連絡から、話は具体的に動き出しました。, 何枚つくるのか、お金はどうするのか、長さは本当にこれでいいのか、業者は「短くて使われへんからダメや」と言うてます、等々、彼女が中に入って着々と準備は整っていきました。, その間早坂さんは、ブログを読まれながらも「まけないタオル」ってどういう意味なのか、何をしたいのか、よく分からないと思っていたようです。, だんだん理解されるようになり、これをもっと広めて理解してもらうためには歌を作った方がいいのじゃないか、ということで歌詞を書いてくれました。, それが、私の思いつきからちょうど1ヶ月後の5月3日、早坂さんが境内の掃き掃除をしながら30分でできあがった歌詞だったのです。, 歌詞はその日のうちにななさんのもとへ届き、「私曲つくるの時間かかるんです、2~3ヶ月かかることもあります」とのことでしたので、無理かなと思っていたら、次の日の朝、「曲できました」との電話。, 「私が曲を書かなかったら誰かが書くのだろう、それは嫌だと思って書きました」「書き上がって母親に聞かせたら泣いてくれました」と。, 歌はCDになり、合唱曲になり、ダンスの振り付けがついたり、どんどん広がっていきました。, もし、時間がありましたら、このブログのカテゴリー「東日本大震災」の書き始めのころをお読みいただければ幸いです。, 被災を受けなかった私たちは、毎日頭から震災が離れないという生活をしていません。笑いもするし、遊びもする、被災地のことなど頭からすっぽり抜けてしまっている時もあります。, 「忘れない」という言葉は、忘れてしまうことがあるから「忘れないようにしようね」という合言葉なのでしょう。, 「よくマスコミが震災のことを『忘れない』っていうけど、当事者の我々からすれば、『忘れたくとも忘れられない』毎日なのが現実。『思い出す』ってことは、ある意味で『忘れられる』心境になっているからできること。すべてを忘れ去ることは無理だが、一時でも震災を忘れられるようになれば、一歩前進なのではないかなとも思う。矛盾しているようだが、そんな我々の心境を酌みとってもらったうえで、多くの方に震災のことを『忘れない』でいてほしい」。, 現在も、被災のど真ん中で、一時も忘れることのできない苦しみ悲しみの中に人々がいることを知っておくべきでしょう。, その上で「忘れない」とはどういうことか、それは、平生は忘れていても、時々は思い出すということでしょう。, 毎月11日は思い出すとか、テレビ新聞の報道を「もういいや」と目を背けるのではなく、心を費やして向き合っていくということだと思います。, 1000年に一度の被災から逃れた私たちは、1000年に一度の災害で亡くなられた人々を追悼し、苦しむ人々のために生きることを与えられた使命と受け止めたいと思っています。, 3月11日、あれほど「忘れない」を連呼していた意味が、次の日から忘れることの免罪符であってはなりません。, 私の11日は、石巻のお寺さんの法要に参加させていただく予定でしたが葬儀が入り断念しました。, 昨日12日は、新庄中学校の震災を通して命について考える「いのちの日」で講演、夜には新庄エヴァホールでのやなせなな震災支縁コンサートに参加しました。, 原発事故後、双葉町民7000人は町を追われ、川俣町、さいたまアリーナを経て、加須市の旧騎西高校校舎に落ち着いたのが3月31日。その時の人数は約1400名。, その後、多くの人は福島県内の仮設住宅や加須市周辺の見なし仮設に転居して、現在も避難所に身を置いている人の数は約130名。, 仮設に移った人たちは自分で生活しているんだから、避難所だけいつまでも特別扱いできない、というのが理由。, 避難所では電気は使えるがガスが使えないので、結局自炊することができず、弁当に頼るほかない。, そんな人たちを見かねて、加須ふれあいセンターが「寄り添いセンター、こらっせ、くわっせ双葉」を立ち上げ、昼食の営業を始めました。, はじめてここで食べた人が、温かいみそ汁と茶碗でごはんを食べることに、その当たり前のことにいたく感激されていた、という話を聞いて、あまりにも長い避難所生活、弁当の生活のつらさを知らされたことでした。, センターでは、1食300円というギリギリの値段設定で運営していますが、ひと月に60㌔使う米の支援だけでも何とかならないかという情報を耳にして視察に伺ったことでした。, 町長が不信任決議され辞職、議会は解散という混乱の中、今後町がどうなっていくのか、全く不透明であることに町民は不安の只中にあります。, 他の避難所と同じです。畳を敷いた教室を、段ボール箱などで間仕切りし、一部屋に3~4世帯が暮らしていました。, 町役場はいわき市に移転の準備を進めていますが、それがいつになるのか二転三転しているようです。, 89歳の女性は、「2年近くもここにいると、住めば都ということだな。もう戻るつもりはありません。息子夫婦も、私に最後に自分の家に住まわせたいとここに家を買う相談をしている」と話してくれました。, 冬篭りのような状態でしたが、節分も過ぎたことですし、そろそろ活動を開始しなければなりません。, 山田町では、大津波を風化させないため、今後の防災教育のため、震災当時の山田町の様子をまとめた写真集「あの日から明日に向かって~東日本大震災・山田の記録」を刊行されることになりました。, 要請を受けまして、まけない!タオルプロジェクトから100口分、30万円の協賛をさせていただくことにしました。, TEL /FAX:0198-60-1286 携帯:080-6849-9687, 新評論社から「3.11以後生きるヒント」三好亜矢子・生江明編、という書籍が刊行されました。, きっかけは、昨年最上町で開催された河北新報社主催「仙山カレッジ」でパネラーを務めたこと。, もう一人、講師として話をしたのが最上町町長で、その町長が語った「支援から支縁へ」の言葉がこの本の副題に取り上げられたようです。, しかし、解説しておかなければなりませんが、ご存じの人はご存じの通り、この「支縁」という言葉を最初に使ったのは私の知る限りやなせななさんです。, 同じように、最上の人間も聞いていて、自分たちの集落の活動に「支縁」という文字を使ったのを町長が取り上げた、というのが経過です。, もちろん、いい言葉ですし、やなせさんもそれを独り占めするよな気持ちはないはずですので、どなたが使われてもいいというか、むしろこれからの支援に大事な意味付けをしてくれる言葉として広く広まればいいなと思います。, 私も使わせてもらっています。自治体として初めてこの言葉を使ったのが最上町であるとすればそれもうれしいことです。この本によって、さらにこの国にこの心、その意味するところが広がればすばらしいと思います。, 昨年の5月以来、たくさんの方々にご支縁をいただいてきました「まけない!タオル」プロジェクト、10月末時点で中間報告をすることにしました。, タオルそのものの評価よりも、早坂文明、やなせななのコンビニよるテーマソング「まけないタオル」が大きな広報効果をもたらしていることは間違いありません。, 現在も、やなせさんは全国各地を飛び回り、歌と共にタオルの活動を広めてくださっています。, いただいたご支縁金で被災地にタオルを届けていますが、それ以上にいただいた分については、大切に、直接被災地に届く形で支縁をさせていただいています。, 特に、故郷を離れバラバラに暮らしている地域の人々が、離れていても心を一つにしていけるような、伝統芸能や祭りの復活等に支縁して行ければと考えています。, 中間報告のチラシは、これまでご支縁いただきました方々に郵送させていただきますが、住所の分からない皆様には、以下のコピーで報告とさせていただきます。, 暗いニュースばかり続くと気が滅入ってしまうので、マスコミも明るい話題を探して報道します。, 被災地の中にも明るい話題はあるわけですが、そればかりが表に出るとそれが全体の様子かと誤解されてしまうことにもなります。, ニュースというものは、その言葉通り、常に新しい出来事を求めていく性質を持っています。, 1年半経っても変わらないものは全く変わりなく、困難なものは困難なままなのですが、あるいは、時間が経つにしたがってかえって更に困難な状況は増していくのに、変わらないものは報道されないという宿命にあります。, その変わらない困難の中で、明るい話題だけがクローズアップされると、光と影のごとく、陰は益々暗く感じてしまいます。, 報道だけで被災地の状況を理解するのは無理があります。変わらない事柄にこそ困難は潜んでいるからです。つまり、切り取られた一瞬の風景ではなく、時間の経過の中にある問題を理解しなければ困難を肌で感じることはできないということです。, たとえば、あの日のまま放置された田畑を見続けることが農家にとってどれほどの苦痛であるか。, 福島の自然の中にありながら、自然と共に生きられないという生活がどれほどストレスになるか。, 一枚の写真から時間による心の積み重ねを見通すことは難しいことです。, 時間の経過の中で積み重ねてきた苦痛を理解するには、やはり現地に行く、あるいはその人々の話を聞くという以外にないでしょう。, 人は、人との関わりの中でしか生きられない存在であるならば、他の喜びをどれほど共感できるか、それ以外に、生きる喜びを見いだす術はありません。, むしろ、共に感じた悲しみから共に乗り越えた時にこそ、喜びの共感は生まれるものだといえるでしょう。, これほどのとてつもない災害の隣で生きているということは、この命を被災地のために使えという使命だと受けとめています。, 「この前、ギリシャ神話を読みました。人間に火を与えた神プロメテウスに、全能の神ゼウスが言いました。『人間は無知で、何が幸せで何が不幸かわからないからだめだ』, 私はずっと人間は他の動物よりかしこいと思っていました。火を使い、便利で幸せな生活を送っているのは人間だけだからです。, でも、大い原発が再稼働したというニュースに、ゼウスの言う通り人間は無知なのかもと思いました。福島第一原発事こは、まだ終わっていません。放しゃ能で大変な事になってしまうのに、この夏の電力や快てきな生活を優先したのです。大い原発は幸せな未来につながるのでしょうか。私が大人になるまでに日本も地球もだめになってしまうのではないかと心配です。, 神様、どうか私に目先の事だけでなく未来の事まで考えて何が幸せで何が不幸なのかわかる知恵をください。その知恵で人も他の動物も幸せにくらせるようにしたいです。おねがいします。」, 9歳の女の子が神様に願うこと、それが、「目先の事だけでなく未来の事まで考えて何が幸せで何が不幸なのかわかる知恵をください」という叡智だということに感動します。, この国の未来を生きるのは、間違いなく、今現在の若者子どもたちで、その人たちがどんな未来にしたいのか、その意志決定はその人たちに任せるべきだと思うのです。, 原発を稼働しないと電気が足りなくなるのであれば(あるとしても)、そのように説明して、原発による快適さを選ぶのか、それとも多少不便でも安全な生活を選ぶのか。未来を生きる人たちが選ぶべきだと思うのです。, 未来のないお年寄りたちが、それまでの常識だけで未来を決めることは慎むべきでしょう。, 「神様仏様、どうか、政治家に、目先の事だけでなく未来の事まで考えて何が幸せで何が不幸なのかわかる知恵を授けて下さい」, 「どうか、私に、どの政治家が未来の日本のため、世界のために役立つ政治家なのか、見分ける力をください」, 今日の新聞で、福島原発事故直後にアメリカが飛行機を使って測定した放射線量のデータが公表されず、大勢の人が避難した先で被曝してしまった、という記事が載りました。, 本日6月16日、政府は福井県知事と協議しておおい原発の再稼働を正式決定するようです。, 福島第一原発の事故から1年3ヶ月、福島県民がどれ程の苦しみを味わってきたか、そしてこれからその苦しみがどれほど続くのか、それをどれ程受け止めているのでしょうか。, 南相馬市で、「県外の我々は皆さんのために何ができるでしょうか」と尋ねた時、その方は「原発反対の声を上げて下さい、それが何よりも私たちの願いです」とおっしゃいました。, 原発を再稼働するということは、福島の苦しみを見て見ぬふりをすることに変わりありません。, これほどの犠牲を払って、原発はまことに危険な機械であることを思い知らされたはずです。安全な原発など存在しないということを大きな痛手を負って気づかされたはずです。, 飯舘村菅野村長が「この事故を『福島の人たちのあの苦しみがあったからこそ日本が世界から尊敬される国になった』という転換点にしてほしい、そうでなければ、今の我々のつらさはあまりにもむなしい」と語っていました。, 日本人が、これまでの便利さ追求一辺倒の価値観から、自然と調和しながら生きるライフスタイルに変換していくきっかけにすることで、福島の人々が、自分たちの苦しみが「無駄ではなかった」とせめても思っていただける、ということでしょう。, 音楽家坂本龍一さん、真言宗の僧侶中嶌哲演さん、福島県から福井県に避難している川崎葉子さんの3人です。, 「安全神話は福島の事故によって崩壊したのではありません。原発が各地の寒村に押しつけられたとき、すでに崩壊していたのです。大都市の近くには造れない危険な施設と分かっていたのですから。原発を受け入れた自治体は麻薬のようなお金で、子孫に対する倫理観までマヒさせられた。その意味で、巨大な原発推進システムに土足で踏み込まれた被害者なんですよ」, 絶望から自殺まで追い込まれる人々の苦しみを見て見ぬふりすることが、生活を守ることなのでしょうか。, 事故によって、生きることさえも困難な状況に追い込んでしまう原発を、せっかく停まっているものを、無理に動かすことが「生活を守ること」だと言える神経が信じられません。, まじめに働いて、荒れ地を開墾し、わずかな土地から努力一つで食糧を生産し、お上に文句も言わず、正直に税金も払い、地域の人々と力を合わせて生き抜いてきた。政治家は生活をよくしてくれる先生だと信じて選挙にも投票してきた。, そんなまじめな国民を「生活を守る」だの「安全」だのという言葉でだますことは、本当に罪です。許し難い。, 再稼働まではまだ少し時間がかかるようです。あきらめず最後まで反対していきましょう。, チーム21世紀文明の同志であり、「まけないタオル」の作詞者であり、私の尊敬する師である早坂文明さんのHPには、10日に一度更新されるテレホン法話「3分間心のティータイム」の原稿が掲載されています。, これまでも、震災後たくさんの心を打つ法話が掲載されてきましたが、今回の「風化」もとてもいいお話でしたので、転載させていただきます。, 明るいニュースです。5月21日、月が太陽に重なり、リングのように見える金環日食が観測されました。国内での観測は25年ぶりでした。翌22日は世界一のタワー、東京スカイツリーが開業しました。高さは634メートルです。25日には、放鳥した国の特別天然記念物トキのひなが、一羽巣立ったと発表されました。自然界で巣立ったのは、国内では38年ぶりだそうです。, こんなことを素直に喜べるようになった今日の日を有り難く感じます。一年前なら、とてもそうは思えなかったでしょう。千年に一度と言われる大震災の前では、同じ自然の営みとは言え、25年ぶりの金環日食も、38年ぶりのトキの巣立ちも、影が薄くなります。世界一高いタワーと言われても、10メートルとも20メートルとも言われる世界一高いかもしれない津波を見てしまえば、高さは恐怖にも思えます。何より、次から次へと報道されるニュースの波に流されて、まだまだ復興途上にある被災地のことが、忘れ去られるような気がしてなりません。, そんな中で、山元町の横山さんの所有していたハーレーダビッドソン社製のオートバイが、津波で流されたものの、カナダのグレアム島に漂着して、住民に発見されたというニュースも届きました。海岸沿いにあった横山さんの自宅で、トラックの荷台を改造したコンテナに保管していたものでした。それが、自宅とともに津波で流されました。コンテナは流されても、沈むことなく、太平洋を横断したという奇跡のような話です。アメリカにあるハーレーダビッドソン社では、是非修理して所有者に返したいと言っていましたが、横山さんは最初からそれは願っていませんでした。自分以外にも多くの方が被災して、失ったものもたくさんある中で、自分の持ち物だけが返って来ることにためらいがあったようです。, 横山さんは「震災が風化することのないように、そのまま展示して多くの人に見てほしい」と言って、ハーレーダビッドソン社のミュージアムに寄贈しました。実は、横山さんは徳本寺の檀家さんです。住まいしていた中浜という地区は、ほとんどの家屋が流され、跡形も無くなってしまいました。町内でも最も多くの犠牲者が出ました。横山さんも、お父さんとお兄さんと弟さんの3人を喪っています。愛車が海を渡って発見されたと言っても、手放しで喜べるような状況ではありません。, 一年間も震災のニュースを見続けていると、もっと違うニュースはないのかと、思う人がいるでしょう。それは風化の始まりです。今後どんな珍しいニュースがあろうと、それはそれ。震災の現実は、たった一年で消えるようなものでもなく、復興できるような生易しいものでもありません。横山さんの震災を風化させないでという思いを、その愛車は普段なら風を切って走るところ、風化という風を避けて、波に乗って大陸まで伝えてくれたのかもしれません。, 被災地の中にも明るい話題はあるわけですが、そればかりが表に出るとそれが全体の様子かと誤解されてしまうことにもなります。, ニュースというものは、その言葉通り、常に新しい出来事を求めていく性質を持っています。, 年半経っても変わらないものは全く変わりなく、困難なものは困難なままなのですが、あるいは、時間が経つにしたがってかえって更に困難な状況は増していくのに、変わらないものは報道されないという宿命にあります。, その変わらない困難の中で、明るい話題だけがクローズアップされると、光と影のごとく、陰は益々暗く感じてしまいます。, 報道だけで被災地の状況を理解するのは無理があります。変わらない事柄にこそ困難は潜んでいるからです。つまり、切り取られた一瞬の風景ではなく、時間の経過の中にある問題を理解しなければ困難を肌で感じることはできないということです。.

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