今回の大地震を巡って、ときおり頻度と確率が混同されているように思われるので、整理のためのメモをしておきたいと思います。, 今回の大地震は869年に起きた貞観地震以来の規模ということで、「1000年に1度の」と形容されることがあります。では、このような「1000年の1度の」大地震を、確率論的リスク分析のモデルに取り入れたい場合にはどのように記述すればよいでしょうか?, 「今年1年間に大地震が起きる確率が1/1000」というモデリングでもよいでしょうか?, 「頻度イコール確率」という解釈が成り立つためには、少なくとも以下の二つの条件が満たされている必要があります。, (1)の方は、厳密なことを言えば「系列の長さを無限に近づけたときの事象の比率(何回中何回起きたか)=確率」という考え方*1に対応します。, 現実にはもちろん「無限の長さ」が求められるわけではありませんが、少なくとも充分な系列の長さがないと頻度から確率を導きだすことには無理が生じます。単に「前回が1000年前」という情報から「今年1年間に地震が起きる確率が1/1000」ということには無理があるでしょう。, さて、今回の場合には(2)の方が本質的な論点となるかと思います。 1 ÷ 100 に等しい。 1 / 100 = 0.01; その他 1 / 100 に関すること. まず, 一回も当たることがない, すなわち, 一回も当たらない 確率を求めよう.
これを 10 回するので 一回でも当たる確率は (1/10)×10 で1とするのは誤りである.
特定の確率の抽選をした場合に、連続で当たる確率を計算します。 確率を入力し、「確率を計算」ボタンをクリックすると、連続で当たる確率を一覧で表示します。
10 × 2 23 (29) 5 17 0 36 (66) (16) 3 6 1 7 5 18 1 58 (66) 5 1 4 33 (66) (12) 3 47 12 33 (12) 5 25 2 23 (12) 4 32 13 7 4 2 5 58 (66) (12) 5 30 14 15 ブログを報告する, 確率概念について説明する(第3-2-1回):「可能性」と「確率」のあいだ/ 到達可能性の線引き問題, 確率概念について説明する(第1回):説明全体の構成 --- 確率概念の「規格」と「意味」, 【開催告知】公開研究集会『研究者/研究所として“EBPM”にどう関わるとよいのか?』12/10火@国立環境研. 1/100の確率を1発で当てるための確率思考になる方法 . Copyright©
| 正解を求めてみよう. 1/100=1%。1/200=0.5%。1/300=0.33%。1/400=0.25%となります。, 1/100=0.00432%。1/200=0.665%。1/300=3.55%。1/400=8.18%, 実際は1/319が多いですので、1/319で計算すると1000回転ハマる確率は4.33%。, 確率分母の100倍の試行回数でその95%が誤差±20%以内、残り5%がその範囲外になる。, 1000ハマってるから、次に当たりは早い。という考えをお持ちの方はちょっと危ういかも知れませんね。, そのため、人気のない通路の機種は、生涯初当たり確率1/1000でホールから去る台も普通にあります。, 正直パチンコ・パチスロを打っていると理不尽なことは起こり得るものですから、気持ちはわかります。, あなたが生まれてきた確率1/1,400,000,000,000,000(1400兆分の1), 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。. 令和ベストテンホームページ , 数学的性質.
2020 All Rights Reserved. 確率は毎回 1/10 である. 1 / 100 (100分の1、ひゃくぶんのいち)は、有理数のうち 0 と 1 の間にある数であり、100 の逆数である。. 今回の大地震を巡って、ときおり頻度と確率が混同されているように思われるので、整理のためのメモをしておきたいと思います。 「1000年に1度」=「今年1年間に大地震が起きる確率が1/1000」? 特定の確率の抽選をした場合に、連続で当たる確率を計算します。 確率を入力し、「確率を計算」ボタンをクリックすると、連続で当たる確率を一覧で表示します。 ギャンブルを行う際には、そのギャンブルごとに確率が存在します。 2.3 確率規模からの設定 1)確率規模の設定 2)1/1,000確率降雨量の算出 2.3 確率規模からの設定 2.4 研究成果を活用した設定 2.3 研究成果の活用 2.5 想定し得る最大規模の降雨の設定 1)降雨量について 2)降雨波形について 2.4 想定し得る最大規模の降雨の設定 1/319 の確率が収束するのは何十万回転の試行回数が必要になります。 そのため、人気のない通路の機種は、生涯初当たり確率 1/1000 でホールから去る台も普通にあります。 逆に生涯初当たり確率 1/100 でホールから去る台もあるということです。
「1000年に1度大地震が起きる」と「今年1年間に大地震が起きる確率が1/1000」ということが等価となるためには、それぞれの事象(大地震)が独立に起こらねばなりません。, 独立な事象の例としてはサイコロがあります。サイコロの出る目は前回でた目とは関係なく決まります(履歴に依存しない)。このような場合には、「平均して6回に1回の頻度で1の目が出る」というのを「今回1の目が出る確率が1/6」と解釈しても実用上は問題はないでしょう。, さて、地震についてはどうでしょうか。今回の海溝型のプレート間地震のような「ズレが蓄積していき、ある程度いくとバネのようにその力が一気に解放される」という経緯で起こるものについては、それぞれの地震は独立に生じるとはいえません(履歴に依存する)。, 海溝型のプレート間地震が起こるプロセスは、「サイコロを降る」ようなプロセスとは全く異なるのです。, 「今年大地震が起こる確率」は、単なる過去の頻度ではなく、概念的には次のような条件付き確率として捉えることが適切と思われます。, 今年大地震が起きる確率=p(1年の間に大地震が起きる|以前に大地震が起きてからの年数), 海溝型のプレート間地震では、以前に大地震が起きてからの年数が経つほど、プレート間のズレとして力が溜まっていきます。そのため、大地震の直後には大地震が起きる確率は低くなり(ズレに溜まった力が解放されてしまったので)、以前に大地震が起きてからの年数が増加するに従い大地震が起きる確率は高くなるものと考えられます(ズレに徐々に力が蓄積されてくるので)。, 今回の大地震を受けてしばしば「1000年に1度の事態に備えるべきか」という議論がされています。しかし、たとえ頻度が「1000年に1回」であったとしても、そのメカニズムを考えれば、今年1年間に大地震が起こる「確率」は実際には「1/1000」よりもかなり高かったものと考えられるでしょう。, このような場合には、「頻度ベース」ではなく「確率ベース」で議論したほうがリスクを正確に把握することができます。, 究極的には生きることはある種のギャンブルであることを免れえませんが、せめて我々がどのようなギャンブルをしているのかくらいは自覚しておきたいものです。, 頻度と確率を混同することは、想定しているよりも分の悪いギャンブルをすることにも繋がります。「確率=頻度」と短絡することなく、事象が起きるメカニズムまで考えるように気をつける必要があります。, takehiko-i-hayashiさんは、はてなブログを使っています。あなたもはてなブログをはじめてみませんか?, Powered by Hatena Blog