有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。, 企業での記事共有や会議資料への転載・複製、注文印刷などをご希望の方は、リンク先をご覧ください。 ヤマダ電機は2019年12月、大塚家具(江東区)と業務・資本提携を締結した。リニューアルの経緯について、店長の岡井康朗さんは「5年以上前から、販売する電気製品との親和性が高い商品の充実に取り組 … [東京 12日 ロイター] - ヤマダ電機 9831.Tは12日、経営再建中の大塚家具 8186.Tを約43億円で子会社化すると発表した。業績不振が続く大塚家具は、業務提携関係にあるヤマダ電機との協業を深め、再建を目指す。大塚久美子社長は会見で「引き続き全力を尽くす」と述べ、社長続投の意向を示した。, ヤマダ電機は大塚家具が実施する第三者割当増資を引き受け、発行済み株式総数の51.34%を取得する。12月30日の払い込み完了を予定している。大塚家具の株式数はほぼ倍増する。, 大塚家具は国内市場が飽和する中、販売が低迷。創業者と社長との間で委任状争奪戦が起きるなど、経営が迷走していた。, 大塚社長は「単に家具を提供するだけの企業ではなく、生活提案できる企業になるためにヤマダ電機と提携した。今回の提携で、暮らしの新しい選び方を提案する」と述べた。当初、大塚家具から株主づくりの一環としてヤマダ電機に株の保有を打診したところ、ヤマダ電機から大規模な資本提携の提案があったという。, 一方、山田昇会長は、大塚家具の経営状況について「最悪の状況にあった」としたうえで「今期の状況を把握したうえで、来期の黒字を目指す」と述べた。山田会長は、大塚家具は粗利益率が高く、信用を回復し、少し売り上げが伸びれば、黒字化できるとの見通しを示した。ただ、同会長の考え方は「結果主義」だとも述べ、来期黒字化の目標が達成できなかった場合には、再度、大塚社長の進退問題が浮上する可能性もある。, 大塚家具は、2017年11月に貸し会議室業のティーケーピーと業務・資本提携、19年2月にヤマダ電機と業務提携を結んだものの、11月に発表した19年1─9月期決算は29億1800万円の営業赤字、30億6200万円の最終赤字だった。, 大塚家具は今後、ヤマダ電機と商品を共同開発するほか、インターネット販売を強化するなどし、業績の改善を目指す。, 大塚家具はヤマダ電機との資本提携発表に合わせ、20年4月期の業績見通しを未定に変更した。従来は営業黒字1億5700万円、最終黒字2500万円を見込んでいた。, 国内株式関連の情報は約20分遅れ、海外株式関連の情報は15分以上の遅れで表示しています。為替情報は10分ごとに更新されており、約10分前の相場を表示しています。日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。本件情報を無断で再配信することは禁じられております。, を約43億円で子会社化すると発表した。業績不振が続く大塚家具は、業務提携関係にあるヤマダ電機との協業を深め、再建を目指す。大塚久美子社長は会見で「引き続き全力を尽くす」と述べ、社長続投の意向を示した。. ヤマダ電機傘下での経営再建を目指す 12月12日、家具・インテリアの小売りを手掛ける大塚家具が、家電量販大手ヤマダ電機との資本提携契約を締結すると発表した。� 家具・インテリアのショールーム 大塚家具のヤマダコラボレーション店舗の店舗一覧です。店舗詳細や開催中のイベント情報がご覧いだけます。ソファやベッド、ダイニングセットなど、様々なスタイルのインテリアを豊富に取り揃えてお待ちしております。 詳しくはこちら, 家電量販店最大手のヤマダ電機と家具販売店の大塚家具は17日、両社の品ぞろえを合わせたコラボレーション店舗を開くと発表した。ヤマダが運営する住宅関連に特化した新型店の改装を機に、大塚が家具を供給する。両社は2月に業務提携しており、人材派遣や接客ノウハウの協力を進めてきた。商品面でも提携を加速、相乗効果を探る。, 19日に改装開店する「インテリアリフォームYAMADA前橋店」(前橋市)に大塚家具の商品をそろえる。同店は家電を置かないヤマダの新型店で、家具や日用雑貨、リフォーム関連を中心に販売している。, 大塚家具が提供するのは家具やじゅうたん、寝装品など約900点。パキスタン製の手編みじゅうたんや無垢(むく)材の天板、子ども用家具などが加わる。ソファでは5万~70万円まで広い価格帯の商品をそろえ、来店客の選択肢を広げる。同社から社員5人も店舗に出向し、ヤマダの販売員に接客手法を共有するという。, 両社は提携以来、大塚家具からヤマダ店舗に20人の従業員を派遣したほか、ソファの商品提供も進めてきた。. 大塚久美子社長「さらに新しい大塚家具を発展させるため、ヤマダ電機さまとの提携を決めました」 大塚家具は2019年12月から、家電量販店の「ヤマダ電機」を展開するヤマダホールディングスの傘下で経営再建を進めてきた。 家具・インテリアのショールーム 大塚家具のヤマダコラボレーション店舗の店舗一覧です。店舗詳細や開催中のイベント情報がご覧いだけます。ソファやベッド、ダイニングセットなど、様々なスタイルのインテリアを豊富に取り揃えてお待ちしております。 ヤマダ電機の子会社となったIDC大塚家具 大塚家具は、 2019年2月にヤマダ電機と資本業務提携を締結して以降 、3月には両社間での人的交流を開始。5 株式会社大塚家具(おおつかかぐ、Otsuka Kagu, Ltd.)は、東京都に本社をおく家具販売会社である。 株式会社ヤマダ電機の子会社。 対外的なコーポーレートブランドネーム(商標)としては「IDC大塚家具」(アイディーシーおおつかかぐ)の名称を用いている。 1953年神奈川県生まれ。一橋大学商学部卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。ロンドン大学経営学部大学院卒業後、メリル・リンチ社ニューヨーク本社出向。みずほ総研主席研究員、信州大学経済学部教授などを経て、2017年4月から現職。著書は「下流にならない生き方」「行動ファイナンスの実践」「はじめての金融工学」など多数。, 経済・ビジネス・社会現象……。いま世の中で話題となっているトピックス、注目すべきイノベーションなどに対して、「キーワード」という視点で解説していきます。, 12月12日、家具・インテリアの小売りを手掛ける大塚家具が、家電量販大手ヤマダ電機との資本提携契約を締結すると発表した。今回の合意によって、ヤマダ電機が大塚家具に43億7400万円を出資し51.74%の株式を取得する。これにより大塚家具はヤマダ電機の子会社となる。大塚家具は自力での再建をあきらめ、ヤマダ電機傘下での経営再建を目指す。, ヤマダ電機からの出資を取り付けたことで、ひとまず大塚家具の資金繰り悪化懸念は低下するはずだ。業績の悪化が続きキャッシュフローを生み出せていない同社にとって、当座の資金繰りが確保できることは重要だ。, ただ、今回の資本提携が、大塚家具のビジネスモデル再構築につながるかは不透明な部分が多い。大塚家具のヤマダ電機の経営者の見解に相違点があることも気になるところだ。, 2015年以降、親子喧嘩(げんか)のすえ経営のバトンを受けた大塚久美子社長は、それまでの“会員制”による“高級家具”路線から、カジュアルさを強調した量販型の販売戦略にシフトした。しかし、ニトリやイケアなどの強豪がひしめくこの分野に参入することは、同社長が考えたよりも困難な選択となった。, 記者会見する大塚家具の大塚久美子社長(左)とヤマダ電機の山田昇会長(12月12日撮影) Photo:JIJI. 大塚家具は、2017年11月に貸し会議室業のティーケーピーと業務・資本提携、19年2月にヤマダ電機と業務提携を結んだものの、11月に発表した19年1─9月期決算は29億1800万円の営業赤字、30億6200万円の最終赤字だった。
同社から社員5人も店舗に出向し、ヤマダの販売員に接客手法を共有するという。 両社は提携以来、大塚家具からヤマダ店舗に20人の従業員を派遣したほか、ソファの商品提供も進めてきた。